新築マンションと税金

新築マンションや分譲マンションなど、不動産物件を購入するときにはかならず税金がかかります。不動産にはさまざまな税金がかかりますが、その中の一つに消費税があります。消費税は小売の現場ではかなり細かく意識されることがありますが、新築マンションのような高額の不動産については努めて意識されることはあまりないようです。ですが、住宅ローンの金利が1%違うだけで支払い総額は大きな差がでるのですから、消費税が数%変化すれば当然マンションの価格も大きく変わります。
現在、消費税を上げるための審議が続いており、将来的にはほぼ確実に上昇されることになるであろうと予想できます。税率がアップするともし決定されたら、おそらく上昇前に購入をしようとする駆け込み需要が発生します。そうなると便乗値上げや期日前に無理やり建築物を完成させてしまおうとする手抜き工事も予想されます。
これらの要因は、一時的な新築マンション・分譲マンション価格の乱高下を招きかねません。そのような価格競争に巻き込まれて秒単位の緊張感を強いられるのであれば、余裕のある今のうちに購入を決定しておくことが、金銭面だけでなく心理面にとってもメリットがあります。
消費税が5%から8%になると過程をした場合、2000万円のマンションの価格は60万円変わります。2000万円の中の60万円といえば少ないように思えるかもしれませんが、月収加算をした場合、60万円は決して安いと思える金額ではないでしょう。